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TECROWD(テクラウド)を徹底解説!やってみた評判は?特徴やリスクなどご紹介

TECROWDを徹底解説

少額から始められるため、投資初心者でもチャレンジしやすい不動産クラウドファンディングですが、年々事業者も増えており、どのサイトで始めればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はTECROWD(テクラウド)について、強みや注意点、実際に使用している人のレビューなどをご紹介します。
複数のサイトと比較して、特徴やリスクを理解した上で自分に合ったサービスを選んでいきましょう。
※本記事は2025年1月時点での情報をもとに作成しております。

TECROWD(テクラウド)の基本情報

サービス名:TECROWD
第一号ファンド募集日:2021年3月
累計募集ファンド件数:73件
平均想定利回り:約8.56%
平均運用期間:約21.7ヶ月
最低投資額:100,000円
募集方式:先着
平均優先劣後比率:約8.16%

TECROWDの特徴

TECROWDは、業界では珍しく海外不動産へ投資ができる不動産クラウドファンディングサービスです。

運営元は、新興国での不動産開発を主な事業とする「TECRA株式会社」です。

TECROWDのより詳しい特徴(メリット・デメリット)を以下にてご紹介します。

TECROWDのメリット

  1. 海外の高収益不動産が投資対象
  2. 社会課題への貢献ファンドが多い
  3. 会員制で投資優先権が得られる

メリット① 海外の高収益不動産が投資対象

モンゴル、カザフスタンといった中央アジア不動産での独自ルートを活用した適正価格で仕入れ、さらに土地取得から建設、販売、運営管理まで自社グループで内製化することでコストカットでき、高収益な不動産運用を可能にしています。
平均想定利回りも約8.5%と比較的高く、運用終了後の実績利回りが上振れしているケースもたびたび見られます。

メリット② ファンドスキームの透明性が高い

開発型ファンドなどリスクの高い案件もある一方で、ファンドの運用方針から資金用途、市況や不動産ニーズまで細かい情報がしっかりと説明されています。
他にも運用実績レポートなども定期的に出しており、投資判断を行う上で必要な情報が分かりやすく明示されていることが特徴といえます。

メリット③ 安全性を高める施策

一部のファンドでは、家賃収入を配当原資としたインカムゲイン型となっており、安定性が高いものになっていたり、マスターリース契約や優先劣後システムによって安全性が向上する施策が取られています。

TECROWDのデメリット

  1. 優先劣後システムの劣後比率がやや低い
  2. ファンドごとの運用期間が長い
  3. 海外不動産は外部情報が少ない

デメリット① 優先劣後システムの劣後比率がやや低い

マスターリース契約や優先劣後システムによって安全性が高まる施策が取られている一方で、劣後出資比率は5~10%とややもの足りないと感じる方もいるかもしれません。
特に一般投資家には読みづらい海外不動産やリスクの高い開発型ファンドの場合、それだけ不安も大きくなるかもしれません。

デメリット② ファンドごとの運用期間が長い

ファンドの運用期間は、平均で約21.7ヶ月と昨今の業界水準でみると、長いと感じるかもしれません。
しかし、開発型ファンドやキャピタルゲイン型ファンドであれば、建設スケジュールや売却先を探す期間に余裕がもてるため、最適な出口戦略を立てられることにも繋がります。そのため投資家にとっても元本割れや償還遅延などを軽減するメリットになる可能性もあります。

デメリット③ 海外不動産は外部情報が少ない

事業者からはプロジェクトに対するマーケット情報や市場ニーズが詳しく説明されていますが、海外不動産の場合、客観的な情報が集めづらく、開示された情報に対する妥当性が見極めづらいといえます。

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TECROWDの運営元は?

TECRA株式会社

TECROWDの運営元は、TECRA株式会社という新興国での不動産開発を主な事業とする企業です。

創業時は内装業からスタートし、シェアハウスやユースホステル、狭小住宅の開発・運営事業で事業を拡大させました。2014年にもモンゴルにてプロジェクトを開始し、オフィスビルやレジデンス建設など数々の海外不動産実績を積み重ねてきました。

この海外における独自のルートやノウハウを活かした不動産開発を強みとし、高収益なファンド組成を可能にしているようです。

運営元情報
運営企業TECRA株式会社
資本金1億5,660万円
会社設立2001年11月設立
本社神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA4F
上場非上場
事業内容不動産特定共同事業、海外開発、不動産の売買、賃貸、仲介、管理

編集部評価

編集部の独断と偏見でTECROWDを5段階評価&チャートにしてみました

TECROWDレーダーチャート

高利回りだが、ファンドの評価が難しい

全体的に高い想定利回りのため、投資に対して高い収益性が期待できます。他にもファンド組成も1~2本/月の頻度で、1件当たりの募集金額も数億円~数十億円と大規模であることから、投資機会も多くなっています。
一方で、特徴やメリットでも述べたように海外不動産はイメージが湧きづらく、客観的な情報が集めづらいため、対象不動産への評価が難しく、投資判断がつきにくいと思われます。

事業者からは透明性の高い情報開示があるため、それらを参考にしつつ、世界情勢などにも広く見聞を広め、冷静に判断する必要があります。

国内では社会貢献性の高い投資案件も

TECROWDでは海外不動産だけでなく国内不動産を対象とする投資案件も多く提供しております。
特に株式会社AMATUHIと協力した障がい者向けグループホームの開発型ファンドが代表的です。

開発型ファンドのため、インカム型のファンドに比べて投資に対するリスクは高いですが、10件以上の償還実績に加え、株式会社AMATUHIが運営会社として賃貸借契約も締結することが確定しているという安心材料もあります。

このような社会課題解決に共感できる方にはおすすめのファンドシリーズとなっています。

こんな人におすすめ

TECROWDはリターン重視かつ客観的な情報収集や分析が得意な方に向いていると思われます。

  • リスクを理解した上で高い収益性の投資がしたい方
  • 海外不動産に興味がある方
  • 社会貢献性のあるファンドに投資したい方
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TECROWDの口コミ

TECROWDの評判は実際のところ、どうなのでしょうか。X(旧Twitter)上に寄せられた、実際に使用しているユーザーの声を以下にてまとめてみました。

口コミ① 抽選ファンドに当選した声

口コミ② 償還報告

TECROWDの実施中キャンペーン

残念ながら「TECROWD」では現在(※2025年1月時点)キャンペーン等は実施しておりませんでした。新たなキャンペーンが実施され次第、当サイトでも随時更新します。

随時更新

 不動産クラウドファンディングでは、各サービス事業者で様々なキャンペーンを実施しています。ギフト券や独自ポイントなどがもらえるため、新規登録するならキャンペーン期間中に行いたいという人も多いでしょう。そ[…]

不動産クラウドファンディングの注意点

ここまでサービスの特徴や利点などを中心にお伝えしてきましたが、不動産クラウドファンディングは投資商品となりますので、リスクについてもきちんと理解しておきましょう。

不動産クラウドファンディングのリスク

不動産クラウドファンディングにはいくつかリスクがあります。

・分配金変動リスク
・元本毀損リスク
・運営事業者の倒産リスク

特に不動産クラウドファンディングにおける代表的なリスクは「元本毀損リスク」です。

事業者が販売する不動産クラウドファンディングの不動産小口化商品は、不動産のプロが目利きした物件であり、一定以上の勝算があって商品化しているはずです。

しかし、不動産市場の大幅な変動や天災による被害、金融危機など突発的な外的要因により、不動産価値や金利が大きく下落することもあります。

その結果、空室が発生し、想定通りの賃料収入が得られなかったり、仕入価格より低い価格で売却することで「売却損」が発生することが考えられます。

このように運用で想定通りの利益が上がらなかったり、売却損が発生した場合、投資家への分配金が0円になるだけでなく、預けた資金も減額して返還(元本割れ)となり、投資結果がマイナスで終わる可能性があります。

不動産クラウドファンディングは少額で投資できるとはいえ、一定のリスクは理解した上で投資を行う必要があります。

元本毀損リスクを軽減する「優先劣後システム」とは

元本毀損リスクに関しては、多くの不動産ファンドにて「優先劣後システム」が採用され、一定の損失までは事業者側にてカバーしてくれる仕組みが設置されています。

「優先劣後システム」では、投資家たちから出資(優先出資)だけでなく、サービス運営元自らも出資(劣後出資)を行い、不動産を購入・所有・運用していきます。そして万が一、対象不動産の売却損などが発生した際には事業者による劣後出資分から損失分をカバーし、投資家たちの優先出資分は守られる仕組みとなっています。(この制度は元本を保証するものではなく、劣後出資金額分まで損失をカバーするものとなっているため、万が一、それ以上の損失が発生した場合には優先出資である投資家の元本が毀損します。)

例えば、1,000万円の不動産のうち、800万円分は投資家たちから資金(優先出資)を集め、200万円分を事業者が資金を出資(劣後出資)した際、仮に不動産の売却によって100万円の損失が発生したとしても、その損失は事業者の劣後出資200万円から被るため、投資家たちからの出資金は出資時と同じ金額が返還されます。

なお、優先劣後システムは元本保証ではないので、上記の例にて損失額が200万円を超えて発生した場合は、損失額の一部が投資家たちの優先出資から差し引かれ、元本毀損に至ることもあります。

※優先劣後システムはファンドごとに劣後出資比率が変わります。投資前にご自身にてご確認ください。

まとめ

当記事では海外不動産への投資が可能な不動産クラウドファンディングサービス「TECROWD」についてご紹介させていただきました。

当サイトでは投資家の方たちがより自分に合ったサービスに挑戦できるよう、これからも各社の分析を行い、様々なコンテンツとして発信していきます。
ぜひとも他の記事やコンテンツもお楽しみください!

※本コンテンツは事業者の公式サイト情報をもとに当社見解などを加えた内容となっております。正確な商品・サービスの情報は公式サイトをご確認ください。なお、本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関するご判断は、公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身にてお願いいたします。
※本ページはプロモーションが含まれています。

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