COZUCHIを徹底解説!やってみた評判は?メリットやリスクなどご紹介

少額から始められるため、投資初心者でもチャレンジしやすい不動産クラウドファンディングですが、年々事業者も増えており、どのサイトで始めればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はCOZUCHI(コヅチ)について、強みや注意点、実際に使用している人のレビューなどをご紹介します。
複数のサイトと比較して、特徴やリスクを理解した上で自分に合ったサービスを選んでいきましょう。

COZUCHIの基本情報

COZUCHI サイト画像

サービス名:COZUCHI
第一号ファンド募集日:2019年7月8日
累計募集ファンド件数:108件
平均想定利回り:7.6%
平均運用期間:11.9ヶ月(中長期運用型を除く)
最低投資額:10,000円
募集方式:先着/抽選
平均優先劣後比率:約8.4%(直近1年のみ集計)

COZUCHIの特徴

COZUCHIは、累計投資額No.1の実績をほこる不動産クラウドファンディングサービスで、業界を牽引するサービスのひとつです。

開発型ファンドを中心に提供し、短期運用(数カ月~数年)、長期運用(10年以上)といった幅広い商品を打ち出しているのが特徴的なサービスです。

COZUCHIのより詳しい特徴(メリット・デメリット)を以下にてご紹介します。

COZUCHIのメリット

  1. 利回りの上振れが期待できる
  2. 運用実績・レポートなど情報が豊富
  3. 途中解約(買取申込)が可能

メリット① 利回りの上振れが期待できる

ファンド募集時の想定利回りは7.6%と比較的高い水準でありますが、さらに運用終了後の実績利回りが上振れすることがあるのが、COZUCHIの魅力のひとつとなっています。
平均でみると、想定利回りに比べて、実績利回りは2倍以上となっており、投資家からも嬉しい報告が多数聞かれています。
※想定利回りを保証あるいは実績利回りが想定を上回ることを保証しているわけではありません。

メリット② 運用実績・レポートなど情報が豊富

COZUCHIは前身サービスとあわせて5年以上も運営を行っており、これまでに運用完了したファンドは79件以上にも及びます。(2024年10月末時点)
また各ファンドの運用実績を公開したり、四半期ごとのレポートなどもサイト上にて提供されており、サービスへの透明性を高める動きが投資家にも安心感をもたらし、人気の秘訣になっていると思われます。

メリット③ 途中解約(買取申込)が可能

不動産クラウドファンディングのサービスは多くの場合、契約・出資後の解約は原則出来ないものとなっております。(数日間のクーリングオフは除く)
ただし、COZUCHIではファンド運用期間中であったとしても、事業者側での権利の買取(実質、解約手続き)が可能となっております。(事務手数料などは別途発生)
突発的な資金ニーズが発生した際にも安心してお金を預けられるのは嬉しいポイントとなっています。

COZUCHIのデメリット

  1. 開発型ファンドが主体でややリスクが高くなる
  2. 抽選倍率が高く、出資できないことがある
  3. 劣後出資比率がやや低め

デメリット① 開発型ファンドが主体でややリスクが高くなる

COZUCHIが主力商品とする開発型ファンドは、家賃収入(インカムゲイン)を原資とするファンドに比べて、各種リスクが高まる傾向があります。
開発型ファンドは土地の取得から物件の建造、第三者への販売までを運用内容とすることが多いため、建設トラブルや販売先の見つからないといったリスク範囲が拡大します。
その結果、運用期間が想定よりも長期化することや最悪の場合、想定以上の費用がかかり元本毀損につながる可能性も考えられます。
投資前にはしっかりと各ファンドの物件情報や運用方針など詳細まで確認し、判断するようにしましょう。

デメリット② 抽選倍率が高く、出資できないことがある

メジャーかつ人気のサービスであるため、ファンドの抽選倍率が2~10倍にも膨らみ、出資したくとも機会に恵まれない方もいるようです。
特に想定利回りが高い案件ですと、応募率1,500%も超え、かなり運がよくないと当たらない場合もあります。

デメリット③ 劣後出資比率がやや低め

各ファンドには優先劣後システムが採用され、元本毀損が発生した際は一定の比率までは事業者側が吸収してくれるようになっています。
ただし、COZUCHIはその割合が直近1年の平均8.4%とやや低い水準となっており、安全性を重視する方にはやや不安に感じるかもしれません。

デメリットとしてリスクに関する懸念点もご紹介しましたが、これまでCOZUCHIにて元本毀損などの報告はございませんし、多くの償還実績があることは高く評価できる点となっています。

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COZUCHIの運営元は?

運営会社LAETOLI

COZUCHIのサイト運営元は、LAETOLI株式会社という1999年創業の企業で、もとは対面の不動産小口化商品を販売している企業のようでした。

2019年の不動産クラウドファンディング黎明期よりWARASHIBE(COZUCHIの前身)をサービス開始し、主に不動産クラウドファンディングの2号事業を主体として事業展開する企業となっています。

運営元情報
運営企業LAETOLI株式会社
資本金1億円
会社設立1999年5月
本社東京都港区北青山二丁目5番8号 青山OM-SQUARE4階
上場未上場
事業内容不動産テック事業

COZUCHIのファンド事業者「株式会社TRIAD」とは

COZUCHIの2号事業(契約媒介、サイト運営など)は先ほどご紹介したLAETOLI株式会社が行っていますが、各ファンドの1号事業(物件取得、ファンド運営など)は株式会社TRIADという会社が行っているケースが多いです。

株式会社TRIADは、もともとLAETOLI株式会社の代表取締役が設立した企業のようで、両社は密な連携のもとにCOZUCHIのファンドを1号事業者、2号事業者として運営しているものと思われます。

これまでのCOZUCHIにおける上振れ案件実績から推測するに、不動産の仕入れや権利関係の整理に強みがある企業であると考えられます。
共有持分や底地・借地活用など権利関係が複雑な不動産に対し、うまくアプローチし、それらを整理した上で、高値で販売するノウハウが優れているのかもしれません。

編集部評価

編集部の独断と偏見でCOZUCHIを5段階評価&チャートにしてみました。

配当金の上振れが期待できる一方、リスクをどう考えるか

メリット・デメリットでもお伝えした通り、COZUCHIが主流とする開発型ファンドは高い利回り(配当)が期待できる一方で、通常の賃貸型ファンドに比べてリスクの幅が広がることが懸念されます。

過去の実績を見る限りは利権関係の整理による土地・物件のバリューアップなど安価で仕入れた不動産を高値で販売するノウハウはかなりの強みを持っていると推察されます。
開発型ファンドも償還実績はまだない模様だが、土地開発・許認可取得、建物の建造・売却交渉などとフェーズごとのファンド運用方針も明確に示されていることも評価ポイントとして挙げられます。

運営母体となる2社について

COZUCHIは1号事業は株式会社TRIAD、2号事業はLAETOLI株式会社と両社がタッグを組んで組成するファンドが主体となっています。

両社とも売上・利益は数年で上昇傾向にあり、ほとんどがCOZUCHIに依拠したビジネス設計となっています。
保有不動産やCOZUCHI調達金が大きいため、自己資本比率はやや低めかもしれませんが、保有資産の評価価値も鑑みると、問題ない水準だと思われます。
両社は上場こそ果たしていないものの、株式会社TRIADはIPOも目指しているようですし、今後の成長も期待できる企業となっています。

また事業者側へのリスクとしては、行政処分やサービス停止も懸念される方もいるかもしれませんが、同社は「一般社団法人 不動産クラウドファンディング協会」にも属し、各種団体や行政との連携も密であると推測されるため、そういった不安も概ね問題ないと思われます。

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こんな人におすすめ

COZUCHIは不動産クラウドファンディングでまとまった利益をあげたい方に向いていると思われます。

  • はじめて不動産クラウドファンディングに取り組むけど不安が残る方
  • ミドルリターン/ローリスクの投資をしたい方
  • 少額から不動産投資を経験してみたい方

複雑な案件が多いため、単純に利回り・運用期間だけを見るのではなく、しっかりとファンドごとの運用方針やリスクなども理解した上で投資することをオススメします。

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COZUCHIの口コミ

COZUCHIの評判は実際のところ、どうなのでしょうか。X(旧Twitter)上に寄せられた、実際に使用しているユーザーの声を以下にてまとめてみました。

口コミ① 償還実績

口コミ② 人気ファンドは応募多数(落選の声も)

口コミ③ レポート報告の声

COZUCHIの実施中キャンペーン

COZUCHIでは会員登録(無料)でAmazonギフト券2,000円分がもらえるキャンペーンを実施中です。
また、投資額に応じて会員登録と合算すると最大50,500円分がもらえます。

キャンペーン① 無料登録

対象期間:2024/11/5~2024/11/30
条件・内容:新規投資家登録完了でAmazonギフトカードを2,000円分プレゼント

キャンペーン②投資金額に応じたギフトカードプレゼント

対象期間2024/11/5~2024/11/30
条件・内容初回出資額に応じて最大48,500円分のAmazonギフト券プレゼント
30万円:Amazonギフト券1,500円
50万円:Amazonギフト券3,000円
100万円:Amazonギフト券7,000円
200万円:Amazonギフト券16,000円
300万円:Amazonギフト券27,000円
500万円:Amazonギフト券48,500円
備考①投資家登録から180日以内に30万円以上投資する
②「申し込み金額」ではなく「出資金額」が基準

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不動産クラウドファンディングの注意点

ここまでサービスの特徴や利点などを中心にお伝えしてきましたが、不動産クラウドファンディングは投資商品となりますので、リスクについてもきちんと理解しておきましょう。

不動産クラウドファンディングのリスク

不動産クラウドファンディングにはいくつかリスクがあります。

・分配金変動リスク
・元本毀損リスク
・運営事業者の倒産リスク

特に不動産クラウドファンディングにおける代表的なリスクは「元本毀損リスク」です。

事業者が販売する不動産クラウドファンディングの不動産小口化商品は、不動産のプロが目利きした物件であり、一定以上の勝算があって商品化しているはずです。

しかし、不動産市場の大幅な変動や天災による被害、金融危機など突発的な外的要因により、不動産価値や金利が大きく下落することもあります。

その結果、空室が発生し、想定通りの賃料収入が得られなかったり、仕入価格より低い価格で売却することで「売却損」が発生することが考えられます。

このように運用で想定通りの利益が上がらなかったり、売却損が発生した場合、投資家への分配金が0円になるだけでなく、預けた資金も減額して返還(元本割れ)となり、投資結果がマイナスで終わる可能性があります。

不動産クラウドファンディングは少額で投資できるとはいえ、一定のリスクは理解した上で投資を行う必要があります。

元本毀損リスクを軽減する「優先劣後システム」とは

元本毀損リスクに関しては、多くの不動産ファンドにて「優先劣後システム」が採用され、一定の損失までは事業者側にてカバーしてくれる仕組みが設置されています。

「優先劣後システム」では、投資家たちから出資(優先出資)だけでなく、サービス運営元自らも出資(劣後出資)を行い、不動産を購入・所有・運用していきます。そして万が一、対象不動産の売却損などが発生した際には事業者による劣後出資分から損失分をカバーし、投資家たちの優先出資分は守られる仕組みとなっています。(この制度は元本を保証するものではなく、劣後出資金額分まで損失をカバーするものとなっているため、万が一、それ以上の損失が発生した場合には優先出資である投資家の元本が毀損します。)

例えば、1,000万円の不動産のうち、800万円分は投資家たちから資金(優先出資)を集め、200万円分を事業者が資金を出資(劣後出資)した際、仮に不動産の売却によって100万円の損失が発生したとしても、その損失は事業者の劣後出資200万円から被るため、投資家たちからの出資金は出資時と同じ金額が返還されます。

なお、優先劣後システムは元本保証ではないので、上記の例にて損失額が200万円を超えて発生した場合は、損失額の一部が投資家たちの優先出資から差し引かれ、元本毀損に至ることもあります。

※優先劣後システムはファンドごとに劣後出資比率が変わります。投資前にご自身にてご確認ください。

まとめ

当記事では多様なファンドを提供する不動産クラウドファンディングサービス「COZUCHI」についてご紹介させていただきました。

当サイトでは投資家の方たちがより自分に合ったサービスに挑戦できるよう、これからも各社の分析を行い、様々なコンテンツとして発信していきます。
ぜひとも他の記事やコンテンツもお楽しみください!

※本コンテンツは事業者の公式サイト情報をもとに当社見解などを加えた内容となっております。正確な商品・サービスの情報は公式サイトをご確認ください。なお、本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関するご判断は、公式サイトにて個別商品・リスク等の内容をご確認いただき、ご自身にてお願いいたします。
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