株式会社クラウドポート(代表取締役:藤田雄一郎)は、協業先へのFundsプラットフォームの展開を開始した。これにより、Funds参加企業はFundsの仕組みを利用した専用Webサイト上で、投資型クラウドファンディングのファンド組成を行うことができる。
■背景
個人が少額から投資でき、企業が機動的に資金調達する方法はこれまで限られておりました。そうした中、投資型クラウドファンディングは、株式による資金調達や銀行などからの資金調達と共存する資金調達方法の一つとして、様々な企業が注目し、参入を表明しております。また、自社サービス・商品を多数の個人に認識していただくための有効な手段の一つとしても活用を検討されています。
他方、同事業は金融商品取引業に該当するため、事業開始に際しては、人的要件をはじめとする様々な基準が求められることから、参入への垣根は高いのが現状です。当社はそうした企業様に、Funds(ファンズ)を活用した投資型クラウドファンディングでの資金調達の機会をご提供しております。
この度のFundsプラットフォームの展開では、Funds(ファンズ)での資金調達と並行して、当社が専用Webサイトを構築し、同Webサイト上でもファンド募集を行います。これにより、Funds参加企業は各社独自のコンセプトを打ち出しながらファンド組成を行うことが可能となります。※
※ 専用Webサイトは当社が運営し、金融商品取引業者としてのサービス提供もFundsシステムを通じて当社が行います。
■第一弾は「フィルまちづくりファンディング」
本取り組みの第一弾として、「フィルまちづくりファンディング」( https://philmachi.jp )を3月20日に公開いたしました。
同サービスは「あなたも、その『まち』のストーリーになる。」というフィルまちづくりファンディング独自のコンセプトを打ち出しながら、フィル・カンパニー社が手掛ける物件を対象とするファンドのみの募集を行う投資型クラウドファンディングサービスです。
また、4月下旬には、「フィルまちづくりファンディング」上で、口座開設から投資実行や投資状況の確認が可能となる予定です。
【「Funds(ファンズ)」の特徴】
・ひとつの口座でファンド組成企業やテーマ別に簡単分散投資が可能
・ファンドの利回りは年率1.5~6%(予定/税引前)と「ミドルリスク・ミドルリターン」のものが中心
・1円単位での投資が可能
・当社の定める選定基準をクリアした企業のみが参加
<ファンド組成企業および借り手(運営者)の選定基準>
下記3要件のいずれかを充足し、なおかつ当社の審査を経ること ※
・上場企業
・監査法人と監査契約を締結している企業
・ベンチャーキャピタルからの出資を受けている企業
上記に加えての審査は、財務状況、資金調達力など総合的な観点から行います。
※ ファンド組成企業と借り手(運営者)の財務・事業の方針の決定を支配する会社が、要件を充足する場合を含みます。
【経営者略歴】
代表取締役 藤田雄一郎:早稲田大学商学部卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社。2007年にWEB構築、マーケティング支援事業を行う企業を創業し、2012年に上場企業に売却。2013年に大手融資型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)サービスを立上げ、2016年11月に株式会社クラウドポートを創業。
共同創業者/取締役 柴田陽:東京大学経済学部卒業。戦略コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー出身。店舗集客サービス「スマポ」、タクシー配車アプリ「全国タクシー配車」など、数々のヒットアプリを手がけ、3つの会社を創業・売却した経験を持つシリアルアントレプレナー。2016年11月に株式会社クラウドポートを創業。
商号 株式会社クラウドポート
本社 東京都渋谷区渋谷2丁目6-11 花門ビル5階
代表取締役 藤田雄一郎
設立 2016年11月1日
資本金 188,005千円
第二種金融商品取引業
登録番号 関東財務局長(金商)第3103号
一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 加入
【手数料・リスク等の広告記載事項】
・Fundsでは、口座開設、管理および投資に際しての手数料等はいただいておりません。
ただし、ご利用の金融機関からデポジット口座に送金する際の振込手数料はお客様のご負担となります。振込手数料はご利用の金融機関にご確認ください。
・Fundsで取り扱うファンドの配当原資となる債権は、金融商品市場で取引されるものではないため市場価格はありませんが、第三者への売却価格を決定する際は、市場動向の影響を受けることがあります。なお、Fundsで取り扱うファンドの持分売却は制限されており、当社およびファンド組成企業の承諾が必要となります。
・Fundsで取り扱うファンドは、元本が保証されているものではなく、欠損が生じる可能性があります。各ファンドの条件およびリスクの内容や性質の詳細は、重要事項説明書等をよくお読みください。